感染症情報(今、流行している病気)118|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

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医療コラム

感染症情報(今、流行している病気)118|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

感染症情報(今、流行している病気)118

【4月27日~5月3日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。

① 急性呼吸器感染症(発熱、咳などの呼吸器症状はあるが抗原検査は陰性)40人

② 感染性胃腸炎 32人

③ 溶連菌 8人

④ ヒトメタニューモウイルス 7人

⑤ アデノウイルス咽頭炎 5人

⑥ RSウイルス 2人、手足口病 2人

⑧ 咽頭結膜熱 1人、マイコプラズマ 1人

前回に引き続き、麻しん(はしか)について解説します。今から10年前の2016年夏に関西を中心に麻しんの集団感染がありました。2016年8月19日、バリ島帰りの19歳の男性(麻しんワクチンの接種なし)が西宮市で麻しんと診断されました。この男性は帰国後の8月9日に39.1℃、12日に発疹がでましたが14日に幕張メッセで開催されたジャスティン・ビーバーのコンサート(観衆2万5,000人)に参加しました。8月14日、15日、18日に2か所の医療機関を受診してようやく8月19日に麻しんと確定されました。密閉された空間に多数の人がいたので感染拡大が心配されましたが、幸いコンサート関連の2次感染者は2名だけでした。これは2008年から5年間、中高校生への3期、4期の臨時定期接種の効果があったようです。しかし、10年前よりも麻しん定期接種率が低下している現在、同じことがおこればもっと多くの2次感染者がでたでしょう。重症化や死亡のリスクが一番高いのはワクチンを一度も接種していない1歳児です。「麻しん・風疹(MR)ワクチンは1歳のお誕生日プレゼントです。」