感染症情報(今、流行している病気)53|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

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医療コラム

感染症情報(今、流行している病気)53|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

感染症情報(今、流行している病気)53

【1月14日~19日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。

インフルエンザA 23人

② 感染性胃腸炎 12人

ヒトメタニューモウイルス 9人

④ RSウイルス 6人

⑤ 新型コロナ 3人

⑥ 溶連菌 1人、手足口病 1人、マイコプラズマ感染症 1人

インフルエンザは予想よりも少なかったです。このまま終息してくれるといいですね!国立感染症研究所の報告によると「今シーズンのワクチン株は流行中のウイルスとよくマッチしている」ようです。ワクチンを接種した人の免疫力は確実に上がります。しかし、感染することもあるので引き続き感染対策は続けましょう。38.5℃以上の高熱で機嫌が悪ければアセトアミノフェンの座薬(アンヒバ®、アルピニー®)や粉薬のカロナール®を使用しても問題ありません。よく「座薬と飲み薬のどちらが効果ありますか?」と尋ねられます。同じ量ならば解熱までの時間は内服薬と座薬に差がないことが論文で証明されています。内服薬の方が体重当たりの正確な量を処方できますが、お母様が使いやすい方を選択してくださいね。ただ、体重が20kgをこえると、座薬の最大量が200mgなので座薬の効果が悪くなります。ヒトメタニューモウイルスが先々週から、じわじわ増えてきました。咳・鼻水と高熱が4-5日続き、2歳までに50~70%のお子さんが感染します。特別な治療薬はありませんが、1週間程度で症状は改善します。肺炎になることがあり5日以上の発熱、水分がとれない時は注意が必要です。中国では年末から大流行しているようです。現地の小児病院では入院する部屋がないためか、廊下で点滴をしている映像がありました。日本では今までに何度も流行しており、「過度の心配はいらない」と思いますヨ❤❤