感染症情報(今、流行している病気)145
【11月2日~8日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。
① 急性呼吸器感染症(発熱、咳などの呼吸器症状はあるが抗原検査は陰性)20人
② RSウイルス感染症 7人
③ 感染性胃腸炎 4人、インフルエンザ 4人(すべてA型)
⑤ アデノウイルス咽頭炎 2人、マイコプラズマ感染症 2人
⑦ 突発性発疹症 1人、ヒトメタニューモウイルス 1人、EBウイルス感染症 1人
大阪府下のインフルエンザ定点当たりの報告数は4週前から「8.08」➡「6.35」➡「6.11」➡「5.49」と4週連続減少しています。本格的な流行は12月以降になると予想されます。
先週、久しぶりにEBウイルス感染症のお子さんがいました。EBウイルス!?ちょっと怖そうな名前ですね。このウイルスはほとんどの大人が感染する、ごくありふれたウイルスです。症状が何もでずに治ることが多いのですが、まれに高熱が持続し、滲出性扁桃炎(のどに白い膿がつきます)、首のリンパ節が腫れることがあります。診断したお子さんも発熱が5日以上続き、のどの痛みと首のリンパ節がゴロゴロ腫れていました。血液検査で「異型リンパ球の上昇」「肝機能の悪化」から診断ができました。抗生物質は効果がないだけでなく、発疹がでてしまいます。先週の「感染症情報」で取り上げた腸管出血性大腸菌(0157)、今週のEBウイルス感染症、どちらも見逃してはいけない大事な病気です。