感染症情報(今、流行している病気)144|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

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医療コラム

感染症情報(今、流行している病気)144|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

感染症情報(今、流行している病気)144

【10月26日~11月1日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。

① 急性呼吸器感染症(発熱、咳などの症状はあるが抗原検査は陰性)36人

② RSウイルス感染症 13人

③ 感染性胃腸炎 5人

④ アデノウイルス咽頭炎 4人

⑤ 溶連菌 1人、ヘルパンギーナ 1人、インフルエンザ 1人(A型)、ヒトメタニューモ 1人、腸管出血性大腸菌(0157) 1人。

インフルエンザは1名だけでした。インフルエンザに代わってRSウイルス感染症が増えてきました。生後6か月未満の乳児がRSウイルスに感染すると、呼吸障害や哺乳量低下のため入院になることがあります。そのため妊婦(妊娠28週0日から36週6日まで)にRSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ®)が4月から定期接種になりました。このワクチンはお母さんにできた免疫が胎盤から赤ちゃんに移行して生直後からRSウイルス感染を防いでくれます。生後6か月まで、赤ちゃんの下気道感染(肺炎など)を予防することが証明されています。お母さんから赤ちゃんへの最初の大事なプレゼントですネ!!。妊婦のお母さん!妊娠後期の「RSウイルス母子免疫ワクチン」を忘れないでネ❤❤。腸管出血性大腸菌(O157)が1名でました。この菌の食中毒は1996年堺市の小学校で約1万人が感染して3人の児童が亡くなり、新聞・テレビで大きく報道されました。牛の生食用食肉の規格基準が見直された2011年以降、O157感染症は減少しました。はすい小児科では数年ぶりの発生でした。O157は「ベロ毒素」を産生するため腸炎が回復しても「溶血性尿毒性症候群」という貧血や腎不全の合併症をおこすことがあります。受診されたお子さんは発熱がほとんどなく、夜も眠れない激しい腹痛と水様下痢が続いていました。現在は元気になり、ホットしています。