【9月9日～9月15日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。

① 手足口病 27人

② 感染性胃腸炎 11人

③ 溶連菌 6人、マイコプラズマ6人

⑤ 新型コロナウイルス 4人

⑥ アデノウイルス咽頭炎 3人

⑦ RSウイルス 2人、ヘルパンギーナ 2人、ヒトメタニューモウイルス 2人

お母さんに「夜、ゼーゼーして苦しそうでした。」とよく言われます。お母さんは肺炎や喘息を心配されていますが、聴診器で胸の音を聞くと肺炎や喘息ではなく、「鼻づまりの音」の場合が多いです。鼻水が流れて喉のあたりで「ゼーゼー」しているので鼻水を吸引すると「ゼーゼー」は、ほどんどなくなります。はすい小児科では3歳未満のお子さんに鼻水吸引の処置をよく行います。細い柔らかいチューブを使用するので鼻の奥まで挿入でき、しっかりと鼻水が吸引できます。吸引した大量の鼻水を見てびっくりするお母さんもおられます。しかし、本当に喘息や気管支炎の場合もあります。喘息発作が強く、呼吸困難の状態なのにお母さんが「ゼーゼー」に気が付いていないこともあります。息を吸う時にゼーゼーする「クループ」の時もあります。いろんなタイプの「ゼーゼー」があり、対応も違うので注意が必要ですネ。