感染症情報(今、流行している病気)㉔|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

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医療コラム

感染症情報(今、流行している病気)㉔|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

感染症情報(今、流行している病気)㉔

【6月24日~6月30日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。

① 手足口病 15人

② 感染性胃腸炎 12人

③ アデノウイルス 6人

④ ヘルパンギーナ 4人、溶連菌 4人

⑥ RSウイルス 2人、新型コロナウイルス 2人

国内の新型コロナウイルス(COVID-19)患者数が5月からじわじわ増加しています。大阪はまだ少ないですが、沖縄、九州ではかなり流行しています。例年、梅雨明け後に夏の流行が始まります。流行株が次々と変化するので今後も流行拡大が予想されます。入院患者の7割が70歳以上で小児のCOVID-19はほとんどが軽症です。しかし、脳症や心筋炎を発症する場合があります。小児のワクチン接種は発症と重症化の両方に効果があることが証明されています。ただ、現在入手できるワクチンは12歳以上が対象のコミナティ®(ファイザー)、少なくとも小児5人分で1バイアル使用できるスパイクバックス®(モデルナ)しかありません。そのためクリニックでは使い勝手が悪く、接種率が低くなった理由だと思います。秋になればワクチンの種類、1人用のバイアルが増えると思います。そうなれば皆様もクリニックもお子さんへの接種がしやすくなります。申し訳ございませんが、もう少しお待ちくださいね。