感染症情報(今、流行している病気)㉓|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

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医療コラム

感染症情報(今、流行している病気)㉓|はすい小児科|大日駅の小児科、アレルギー科

感染症情報(今、流行している病気)㉓

【6月17日~6月23日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。

① 手足口病 23人

② 感染性胃腸炎 6人

③ 溶連菌 4人

④ 新型コロナウイルス 3人、アデノウイルス3人

⑥ RSウイルス2人、ヘルパンギーナ 2人

⑧ 突発性発疹症 1人

めっきり暑くなりましたネ❤ 私(蓮井)は門真小学校の校医をしており、先生方と年に1回、研修会をしています。今年は「熱中症」の話をしました。小学・中学・高校を合わせると毎年、5,000件程度発生しています。熱中症の予防には「暑さ指数」を知ることが重要です熱バランスに影響の大きい気温、湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)の3つを取り入れた温度の指標が「暑さ指数」です。特に、湿度を重視し、単位は気温と同じ℃を使います。市販されている暑さ指数計(5,000円以下で購入できます)で測定します。場所や時間によって値が変動するため場所・時間ごとに測定することが大切です。門真小学校では保健室の前、職員室の前、体育館の前の3か所に設置しています。暑さ指数が28℃を超えると熱中症患者が急増します。できるだけ外出や激しい運動は避けて、10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行いましょう。水分はスポーツドリンクやお茶よりも経口補水液(OS-1等)がおすすめです。経口補水液にはNaが多く含まれているので水分の吸収が早くなります。環境省熱中症予防情報サイトでは「暑さ指数」の11地点の実測値と約840地点の実況推定値を公表しています。暑さ指数が31℃以上になると「熱中症警戒アラート」がでます。前日の夕方5時に予報がでるので前もってチェックすることも可能です。「暑さ指数」を知って暑い夏を乗り越ようネ!!