感染症情報(今、流行している病気)66
【4月14日~18日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。
① 感染性胃腸炎 11人
② 溶連菌 4人、インフルエンザ 4人(A 1人、B 3人)
④ RSウイルス 3人
⑤ 新型コロナウイルス 2人、ヒトメタニューモウイルス 2人
⑦ 百日咳 1人、アデノウイルス咽頭炎 1人、突発性発疹症 1人
百日咳が全国で流行しています。2024年、1年間で報告数は4,054人でしたが、2025年は4月の時点で既に昨年の患者数を超えました。【感染しやすい年齢】5種混合ワクチンを接種していない新生児、4種混合・3種混合ワクチンの免疫が徐々に低下する5歳以上のお子さん、成人。【症状】発熱はないか、あっても微熱です。5~10回以上途切れなく続く連続的な咳き込み、その後に息苦しさから大きく息を吸いこんでヒューという吸気性笛声がでることもあります。夜間に咳が増強します。【検査】咳症状が出現して4週未満なら、遺伝子検査が最も正確です。検査の前に抗菌薬(抗生物質)を飲んでしまうと検査が不正確になります。小児科専門医がいる医療機関を受診してくださいネ。