感染症情報(今、流行している病気)㊱
【9月17日~9月22日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。
① 手足口病 18人
② マイコプラズマ感染症 10人
③ 感染性胃腸炎 5人
④ 溶連菌 3人
⑤ アデノウイルス咽頭炎 2人、RSウイルス 2人、ヘルパンギーナ 2人
⑧ ヒトメタニューモウイルス 1人
先週、守口市でマイコプラズマ感染症の流行のため学級閉鎖になった小学校がありました。潜伏期間が2~3週間と長いので、今後もゆっくりと流行が広がると予想されます。発熱、咳が持続しても、比較的元気なので発熱が1週間続いてやっと受診される方もおられます。診断のための抗原検査は耳鼻科や内科・小児科の医院には常備していないことが多く、小児科専門の医療機関を受診してください。発熱や鼻水の度に「クラリスロマイシン」や「トスフロキサシン」などの抗生物質を今までに何度も内服していた患者様は耐性菌(マイコプラズマ菌の特効薬が効きにくい)に注意が必要です。耐性菌の場合、他の薬に変更する場合があります。日頃から耐性菌への対策が重要ですネ!