感染症情報(今、流行している病気)㉒
- 2024年6月16日
- 感染症情報
【6月10日~6月16日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。
① 手足口病 16人
② 感染性胃腸炎 10人
③ アデノウイルス 6人
④ 溶連菌 5人、ヘルパンギーナ 5人
⑥ RSウイルス 4人
⑦ 突発性発疹症 2人
⑧ 新型コロナウイルス 1人
感染症情報と関係のない話:わたし(蓮井)は毎朝、クリニックがある大日駅まで地下鉄で通勤しています。駅で患者さんのお母さんに偶然会うことがあります。こちらに気づいて、ニッコリ笑ってくれる方もいます。ありがとうございます!!!あまり表情に出しませんが、すごく喜んでいます。❤❤
突発性発疹症(突発疹):日本人(山西弘一先生)が1988年にHHV-6Bが原因ウイルスであると証明しました。咳・鼻水がなく高熱が3~4日持続し、解熱すると体中に発疹がでる病気です。30年前の調査では生後7か月頃の乳児に多かったのですが、最近の調査では1歳の時点で約半数しか感染していません。つまり、突発疹にかかる時期が遅くなっています。約2割が2歳以上で感染し、2歳以上では発疹がでない症例が4割もありました。2歳以上では発熱だけで発疹がでない突発疹があるんです!