感染症情報(今、流行している病気)130
【7月21日~26日】までの間、はすい小児科で診断した感染症の人数です。
① 急性呼吸器感染症(発熱、咳などの呼吸器症状はあるが抗原検査は陰性)25人
➁ 感染性胃腸炎 14人
③ 手足口病 13人
④ ヒトメタニューモウイルス 9人
⑤ ヘルパンギーナ 5人
⑥ 新型コロナウイルス 3人
⑦ RSウイルス 2人
ヒトメタニューモウイルス感染症がまた、増えてきました。先週に続いてHPVワクチン(子宮頸がん予防)の話題を海外の状況を含めて解説します。現在、日本で使用している9価ワクチン(シルガード9)は世界中100の国と地域でも使用されているワクチンです。①米国疾病予防管理センター(CDC)は2015年、世界保健機構(WHO)は2017年にそれぞれ「HPVワクチンは安全である」との声明を出しました。②カナダ、オーストラリア、イギリス、アメリカなどの先進国では男女ともに接種率が70%を越えています(15歳の時点)。なぜ男性にも接種するか?は次回に説明します。海外では学校で無料接種をしている国もあります。多くの国々で「子宮頸がんの発症率の低下」が証明されています。特にオーストラリアでは「2035年までに子宮頸がんをほぼ根絶する」と宣言しています。毎年一万人の子宮が摘出されている日本とは格段の差です。HPVワクチンの大事な情報はまだ十分に届いていません。接種の判断は各家庭の自由ですが、「何も知らないまま」の状況を減らすことは小児科医の仕事です。これからも1人でも多くの方がHPVワクチンを接種することを願っていますネ❤❤。